「花のある生活で自粛疲れに癒しを提供したい。」
そんな想いから、草花の日々の成長をSNSや伝言板を使って共有するつながりづくりにチャレンジした「鹿島田 #ひとはなかわさきプロジェクト」
鹿島田駅西口交通広場に「矢車菊」が咲いていたのをご存じですか?
これは、川崎市の有志職員が集まった「まちのひろば創出職員プロジェクト」の第2弾イベントとして行われていたものだったのです。
実は令和2年度のプロジェクトであったため、昨年度で解散している有志職員チームなんですが、現在はボランティアで継続的に活動しています。
~種まきから水やりまで~
2021年3月に鹿島田デイズエリアマネージメント組織が協力して「矢車菊」の種をまき、4月には芽が出た花苗を鹿島田駅前の交通広場に植えるイベントを行いました。市民と一緒に約3か月の間、水やりをして育てました。
※3月に種をまきました
※4月には川崎市の職員と市民がいっしょに雑草を取り、苗を植えました
※6月、いろんな色に矢車菊が咲き誇りました
~咲いた花で作品を作る~
まちのおと(さいわいソーシャルデザインセンター)はそのバトンを受け、咲いた花を挿す「花瓶づくり」を行いました。
紙粘土、シール、ビーズなどを利用して瓶に装飾し、咲いている花を摘んで挿しました。
中には花瓶に紙粘土を詰め込む子供もいましたが、それがまた素敵な置物のようなできあがりだったり!
おでかけ途中にイベントを知り、急いで用事を済ませて参加してくださった方もいました。
※瓶に紙粘土やシール、ビーズで飾り付け。色も塗りました
※できあがった作品たち。花を摘んで花瓶に挿してお持ち帰りしました
作品を作りながら、参加者同士の何気ない会話が生まれていました。人が集うイベントが少ない昨今、距離を保ちながらではありますが、まちの人同士がコミュニケーションできる機会は大切にしていきたいものです。
レポート:中村圭子