まちのおとレポート

地域密着を目指し開学した川崎市立看護大学

前身の看護短期大学から、今年4年制となり開学した「川崎市立看護大学」。昨年度入学試験は倍率8倍という人気の高さです。

この大学の開設にあたり、何よりも大切にしたことは「地域包括ケアシステムに資する意欲・知識・技術を身に着けること」。

住み慣れた地域で自分らしい生活を送れるよう、医療・介護・予防等を充実させるカリキュラムが取り入れられています。中には「川崎市の文化と科学」という科目もあり、川崎市全域を学びのフィールドとして地域との連携に力を入れています。

そして、開学と同時に立ち上げたという「地域貢献委員会」。1年生100名の中から約10名が参加しているそうです。地域とのかかわりを持つことで将来の自分に役立てる何かを見つけられればと、現在試行錯誤中とのこと。町内会や商店会の方と話してみると、一緒に活動したいというニーズが思いの外多く聞こえてきたことに驚いたそうです。

「まちのおと」でも、地域の方からの「学生に関わって欲しい」という声は多く聞こえてきます。看護学生のチカラによる、地域との連携に期待したいですね。

<OPEN CAMPUS 2022>

■日程
第1回:6/19(日)
第2回:8/7(日)
第3回:2023/3/25(土)

■内容
・学部・学科説明 ・カリキュラム説明 ・学費・奨学金説明 ・入試ガイダンス ・個別面談

★詳細はホームページをご覧ください
https://www.kawasaki-cn.ac.jp/

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川崎市立看護大学
〒212-0054川崎市幸区小倉4-30-1
https://www.kawasaki-cn.ac.jp/
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・インタビュー:2022年6月
・レポート:中村圭子

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