6月4日に、「親子で防災キャンプ」1日目に参加、見学してきました!
20組の親子が参加して始まった防災キャンプは、幸区役所の会議室を避難所に見立てて、電源もガスも使用せず、限られた食料と備品でお互いに助け合いながら進められます。
まずはアルファ米に水をいれて、食べられるまでの1時間は防災プログラムが実施されました。
大人と子どもが別のお部屋でそれぞれの「防災」を学びます。
大人はかわさきFMによる、ラジオ講座。かわさきFMは25周年になる“コミュニティ放送”のラジオ。
テレビでも報じない地域に根ざした情報を発信しているので、実際の地震発生時には、区名はもちろん町名別に細やかな震度が伝えられ、南武線も各駅の状況が詳細に伝えられていました。今後はより情報発信を迅速に行うためスタッフが自宅からでも放送できる「ラジアラート」の導入を検討されているそうで、さらなる地域密着の情報発信に期待が寄せられていました。
子どもはランタンづくり。個性あふれるとても素敵な絵が描かれたLEDランタンが見事にできあがりました。
さぁ、そろそろ、カサカサと音を立てていたアルファ米がふっくらご飯に変身。非常食用のカレーをかけての夕飯タイム。「温かいおうちのごはん」との違いから不便を学びつつ、防災食の便利さや備蓄の大切さを学ぶ時間となりました。
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幸区制50周年記念事業「親子で防災キャンプ!!」概要
■日時:令和4年6月4日・5日(1泊2日)
■場所:幸区役所
■プログラム内容
—1日目—
1)オリエンテーション
2)防災プログラム①
大 人:かわさきFMラジオ講座
子ども:ランタン作り
3)食事 (火を使わないアルファ米とカレー)
4)防災プログラム②
大 人:KAWAHUG(川崎版避難所運営ゲーム)
子ども:幸区防災かるた(フロンターレ防災かるた)
5)テント設営
6)消灯・就寝
—2日目—
1)起床、ラジオ体操
2)朝食・テント片付け
3)防災講座
親子で学ぶ風水害の備えとローリングストック
4)総合防災訓練参加
5)解散式
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■レポート:岩川舞
■取材日:2022年6月4日