まちのおとレポート

親子の小さな居場所作り【まめちくサロン活動レポート】

縫い物とおはなしと音楽で仲間を作ろう!
大人は縫い物を、こどもは保育士の見守りの中で遊びを。親と子がそれぞれの活動を楽しむ場を提供するまめちくサロン。今年度はまめちくサロンの仲間を増やすことを目標として、活動しました。その手段として、この活動に興味のある方をボランティアとして募集し、一緒に活動していただくことにしました。保育や遊び、縫い物と入り口の多いサロンであることから、興味を持つ方も多種多様に現われると考えたからです。
その結果、新しい仲間がこのサロンで楽しく活動できる空気を作ることができ、それがそのまま参加者の皆様に反映していくような場になりました。
【実施スケジュール】
〇第1回:《敬老の日スペシャル》
〇第2~5回:10月~1月《まめちくサロン》
ソーシャルデザインセンターOpenCafeDayを利用して開催
音楽・読み聞かせ・保育・縫い物を用意しました。
〇第6回:《卒サロン式》
  

*****感想******
【ボランティアの募集・地域の仲間作りのこと】
地域の方々を巻き込み、一緒にまめちくサロンを盛り上げながら地域の親子の子育てを応援する、という目標が、概ね達成できて良かったです。ボランティアのみなさんの活動内容は以下の通りです。
・オカリナの演奏
・保育・絵本読み聞かせ・工作などの手伝い。
・縫い物を自分も学びながらの手伝い。
募集する際には、時間のあるときに自分のペースで参加していただける体制をとりました。その人数は延べ19名。
毎月ある「まめちくサロン」で活動しました。それぞれの得意なことを披露してくださるシーンもありました。
参加者とも垣根を作らずに接することができ、そのおかげで居づらい人も発生せず、とても素朴で穏やかで、みんなが楽しいと感じる時間になりました。
この新しい連携は、とても大切な成果で、地域の安心安全な場を提供する、「まめちくサロン」の活動もよりいきいきとした活動になっていくと思います。ボランティア自身の趣味やキャリアが活かされる場も増え、小さいながらも地域活性化の可能性を感じることができました。

【これからのまめちくサロン】
たくさんの親子の成長をボランティアの方々と見守ることができた半年でした。小さな場ならではの強い絆や連携が生まれ、次のステージへ移るみなさんを見守ることができました。これからは、今までのような月に一回の開催にはこだわらず、地域のイベントに参加したり、休日を利用して小さなサロンを設けるなど、職場復帰した家族達が戻って来られる場を用意したいと思います。それから、新しく生まれたボランティアの方々とのつながりも大事にしたいです。イベントの際には仲間として、縫い物をしながらおしゃべりをしたり、こどもの成長を一緒に喜んだりする時間を作りたいと考えています。

■報告■
令和6年度まちのおと協働事業採択団体:まめちくサロン 森真佐乃(2025年2月)

レポート一覧へ