まちのおとレポート

地域資源マップづくりはどうなった?(2022年度地域交流会報告)

昨年度開催された、ソーシャルデザインセンター「まちのおと」の意見交換会で、やってみたいと意見のあった「地域資源マップづくり」。本年度は幸区の地域資源を可視化するマップづくりの実現へ向け、魅力的な場所やヒト、活動の場などをみんなと楽しみながら出し合う会を開催しました。マップづくり5回とまちあるき1回を含めた全6回の様子をご報告します。

 

その1 白地図に付箋で貼ってみよう!

3 つのテーマで自分の知っている情報を付箋紙に書き出し、大きな白地図に貼りながら、そこには「人(赤)、事(緑)、金(黄)、情報(青)」の何があるかを皆で話し合い、色分けシールを貼ってみました。

■まちの資源マップをつくろう①~まちづくり・商店街・イベント編~ (8/29開催9名参加)
■まちの資源マップをつくろう②~公園・広場・自然・神社仏閣・公共施設編~ (9/11開催11名参加)
■まちの資源マップをつくろう③~子ども・高齢・障害・福祉編~ (10/3開催6名参加)

  

 

その2 可視化する方法を考えよう!

1~3回目までに出てきた資源マップの情報を振り返り、どのように可視化するか・・・今後の展開について話し合いました。

■まちの資源マップをつくろう④~可視化する方法を考える~ (10/31開催10名参加)
■まちの資源マップをつくろう⑤~まちの資源マップ制作の着地点を確認しよう~ (1/30開催12名参加)

 

Google マップに掲載、まちのおと情報誌への掲載、区役所 1 階に白地図展示・・・などなど、いくつかの提案がありました。そこで、白地図で出てきた付箋の情報をデータ化し、Google マップのサンプルを作成してみました。

しかし、果たしてこれで使われるものになるのか・・・?話し合いが進むにつれ、まちのおとらしいマップにするためには、場所の案内だけではなく、人の顔が見える生きた情報であること、信頼性のある情報であることが大切であることを再認識しました。

今年度集まった情報を再精査し、来年度も継続して地域資源の可視化について考えるため、話し合いを続けていく予定です。

 

スピンオフ企画 まちあるきをしてみよう!

■まちのおとまちあるき「小倉散歩」(12/5開催8名参加)

ふれあい朝市で有名な小倉神社のある幸区小倉で活躍する生活支援コーディネーター髙橋光代さんが資源マップづくりに参加してくださいました。この小倉という地域は商店街、町内会、市民が一緒になってまちを盛り上げている幸区でも大変ユニークな地域です。髙橋さんは自分でも「小倉周辺お買い物マップ」を作っていることから、この地図を元に小倉のまちあるきを行ってみることにしました。

★その様子は下記レポートをご覧ください↓

ユニークなまち小倉に人あり~小倉散歩~

 

レポート:中村圭子(2023年3月)

 

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